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ただ一つ



夏の情景1(小)



                 この径は いずこへと連なるか                 

                 霧の中にたたずむ若木が

                 おいで おいでと呼んでいる

                 傍に来て 私の息づかいを感じておくれと

               
                 湿原のほとりに生を受けたこの木の

                 今までと これからを想いながら

                 しばしの刻を共に過ごそう

                 それが この木のために ・・・


                 この木のために ?

                 否  私のために

                 今の私にできる ただ一つのこと

               
               





               





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神はおわしますか



信仰の径




               うっすらと雪をかぶった参道が

               はるか奥へと続いている

               里人が折に触れ歩んだ信心の径

               鳥居をくぐれば そこは神域

               深閑と静まりかえったこの森に

               神はおわしますか


           

                  

                  

               

               

               

信仰の径



夏の情景2


                
              幾百年もの間

              信仰厚き村人の通ったこの径に立つ

              何々古道という触れ込みで

              整然と並べられた石畳の径に比べれば

              はるかに素朴で不揃いな石畳の

              この径に立つ


              この径を去来した村人たちの

              神への敬虔な想いというものが

              不意に私の前に姿を現してくる

              それはズシリと重く私の心にのしかかり

              異郷の者が無遠慮に立ち入ることを

              戒めているかのようだ


              奥社へと続くその径には

              まるで私の心の内を見透かすように

              幾つかの光と影が交錯していた
         

                

               

                

                

                       

いつか来た道



光る道




                          初めてなのに
                          いつか来たことがあるような道


                          何の変哲もない畑中の一本道
                          でも何かがあるような気がして


                          雪からみぞれ
                          みぞれから雨に変わって
                          降ったかと思うと日が差して


                          そんな光る道を
                          なにかしら懐かしい思いをいだき
                          ゆっくりと歩いてゆく


                          何かがあるような気がして










                          

                        

                        

いざない



雪の景24


             
                           朝陽に輝く純白の森へ
                           一筋の径が私を誘う

                           まだ誰も歩いていない径を
                           足下でキュッキュッと鳴る
                           新雪の感触を確かめながら歩く

                           未知への不安はあるが
                           この径を歩く喜びと
                           あの森への憧れがそれに勝る

                           待ち受けるものが
                           歓喜であれ 失意であれ
                           結末のすべては自ら負うべきもの

                           無謀かもしれない潔さが
                           私を駆り立てる













               

階(きざはし)



きざはし




            目の前の苔むした階に心を惹かれる
            今までに何人が そしてどんな思いを抱いて
            この階を登り降りしただろうか

            登り着いた先に待っているものは何?

            我を忘れるほどの歓喜も
            全てを断ち切るような絶望も
            多分 そんなものはないことはもう分かっている
            
            それでもわずかばかりの期待と不安を抱き
            苔むした石段を登る
            少しの秋を踏みしめて



















                        
プロフィール

一本の葦(略称 葦)         愛知県在住・男性

Author:一本の葦(略称 葦)         愛知県在住・男性
                                       ご来訪ありがとうございます。
自然美に魅せられ風景写真を
撮ってきましたが、写真集の
作成を機に写真撮影はいったん
休止することにしました。

今後は写真集の作品をこの場を
借りて随時ご紹介させていただ
く所存です。
写真集掲載順に写真・記事を
更新していきますので、実際の
季節とはズレが生じます。
ご了承ください。
また、画像が少し見づらくなって
いますが、どうかご容赦ください。


なお、当ブログの画像・文章の
著作権はすべて私「一本の葦」
に帰属します。あなたの心の中
に刻んでいただく以外の複製・
転載などはどうかご遠慮ください。

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